CBMに基づく保全手法を、スピード感を持って導入すべき

鉄道電気設備の保守は時間基準で実施している。 設備使用開始から経過した時間を基準に予防保全を実施する時間基準保全(TBM: Time Based Maintenance)は、一定期間ごとに設備を構成する部品をすべて交換することで、設備そのものの故障率を軽減させる保全方法である。設備が故障する確率が下がる一方、まだ故障していな…