涙の反抗期

僕は泣き虫だった。もちろん子供の頃の話だ。 子供はみんなそうだと思われるかもしれない。だが、そんじょそこらの子供レベルではないくらい、正にCRY。 そう泣いていた。 転んで、ぶつけて、なんて当たり前だ。歩いてるだけで、鼻をかんだだけで、他人が叱られてるのを見ただけで、喜怒哀楽のコントローラーがバカになっ…