晴耕雨読で生きる
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『ロスジェネの逆襲』:池井戸 潤|失われた世代とバブル世代が世代間の確執を乗り越える
「半沢直樹」シリーズの第3弾です。前作「俺たち花のバブル組」の最後で出向させられた半沢の活躍を描いた作品です。3作目になると、どうしてもマンネリ化を隠し切れない感じがします。この小説の基本的なスタンスは「勧善懲悪」です。敵や戦いの舞台が変わっても、根本的な部分が変わらないので新鮮味はあまりありませ…