『十角館の殺人』:綾辻行人|新本格ブームを巻き起こした「館シリーズ」の第一作

本格的ミステリーの秀作です。孤島に閉じ込められた7人の人物が、順番に殺されていく。「犯人は誰なのか?」「次は誰が殺されるのか?」緊迫感のあるストーリーに一気読みしてしまいました。ただ、30年前に発表された作品です。それを理解した上で読む必要があります。現在であれば、前提自体が成り立たない部分も多く…