『SOSの猿』:伊坂幸太郎【感想】|サルが跳び、アクマが笑う。

こんにちは。本日は、伊坂幸太郎氏の「SOSの猿」の感想です。 「私の話」と「猿の話」のふたつの物語で構成されています。共通点もなく、交わらないふたつの物語が最終的にどのように関係していくのか。きっと意表を突きながらも、納得できる結末を用意していると期待してしまいます。結末はどうかと言うと、何とも微妙で…