晴耕雨読で生きる
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『遠まわりする雛』:米澤穂信【感想 前半】|奉太郎たちの一年間の軌跡
こんにちは。本日は、米澤穂信氏の「遠まわりする雛」の感想です。 古典部シリーズの四作目。シリーズ初の短編集です。神山高校入学後、奉太郎たちの一年間を短編で綴ります。「氷菓」「愚者のエンドロール」「クドリャフカの順番」は文化祭(通称カンヤ祭)に繋がる一連の物語です。本作は、三つの物語の狭間とその後の物…