10年かけて原文で源氏物語を読む計画:源氏物語1

昨年末あたりから、時折源氏物語の一節が頭に思い浮かぶようになりました。 「野分立ちて、にはかに肌寒きゆふぐれのころ、常よりも覚しいずること多くて、ゆげひの命婦といふを遣はす。夕月夜のをかしきほどに出で立てさせ給ひて、やがてながめおはします」 微妙に細かいところを間違えて覚えてはいるのですが、高校の古…