拝啓、空の彼方のあなたへ
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あなたが龍になるまで
あなたへ あなたの想いが全て詰まったような、 重く、悲しく、優しい空気が、家の中に満ちていたのは、 あなたが息を引き取ってから、四十九日の法要を終えるまでのことでした。 特別な能力など、何も持ち合わせてはいなくとも、 はっきりと、あなたが側にいることが分かりました。 あの子と私が悲しい気持ちになると、決…