初めて見た景色

あなたへ もう、この夢を手放さない。 あなたへの手紙を書きながら、 一度手放してしまった夢を、もう一度、 しっかりと抱き締めた日のことを思い出していました。 あれからの私は、小さな一歩を積み重ねながら、 ゆっくりと歩みを進めてきました。 私の歩み方は相変わらず、笑ってしまうほどに不器用だったけれど、 私は…