おじいちゃんが亡くなった時の話

あなたへ 昨日の私は、あなたへの手紙を書きながら、 いつの日か、そちら側のあなたから、 電話が掛かって来る日のことを思い描いていました。 もしも本当に、そんな奇跡のような日がやって来るとしたのなら、 あなたはどんな声を聞かせてくれるのだろう。 私は何を伝えるのかなって。 そんな私の中へと蘇ったのは、 おじ…