拝啓、空の彼方のあなたへ
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巣立ちを迎えたあの子と私の成長
あなたへ ハンドルを握り締めて、真っ直ぐに前を見た私の視界は、 不意に歪んで。 思わず強く瞬きをして、小さくため息を吐き出しながら呟いたのは、 飲み込むことの出来なかった本音でした。 あの子を駅まで送った帰り道、 あの子が巣立った日とよく似た気持ちを感じていたのは、 この年末年始のあの子の帰省の終わりの日…