拝啓、空の彼方のあなたへ
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亡き夫と過ごした7日間 2
夫がすぐ隣にいる? そして、手を繋いでいる? いやいや。そんな筈はないじゃないか。 相変わらずに右手に感じる温もりをそのままに、 私は、一旦、空を見上げてから、何度か瞬きをして、 もう一度、視線を戻してみた。 でも、やはり、いる。夫が、此処に。 『俺のこと、見えてる?』 先に口を開いたのは夫の方だった。 「…