古文の勉強7:『源氏物語』第1帖「桐壺」その2

前回に引き続き,『源氏物語』第1帖「桐壺」の続きです。 一の皇子(第一皇子)は、右大臣の女御の御腹にて、寄せ(後見・後ろ盾;期待・信頼;ゆかり)重く、疑ひなき儲の君(皇太子,東宮)と、世にもてかしづき(大切に育て)きこゆれ(申し上げ)ど、この(光源氏の)御にほひ(輝くような美しさ)には並びたまふべく…