『念力恋愛』笹公人/水野しず | 幻冬舎

「あの夏の石段の上僕の背を押した少女よ どうしてますか」「ラブレターは死語か否かで華やいだ吉祥寺デニーズ跡地ながめる」「修学旅行で眼鏡をはずした中村は美少女でした。それで、それだけ」ひっそり恋しく思い輝く108の星団 怪しくも艶やかに微笑む40の恒星短歌界の異才・笹公人×アート界の鬼才・水野しずによる、…