猫を撫でて一日終わる|猫を撫でて一日終わる|pha
いつの間にか眠ってしまっていたようだ。窓の外はもう暗くなっている。 僕が目を覚ましたのに気づいた猫が、ニャ、と短く鳴いて、こちらに近づいてきた。僕はふとんを押しのけて猫が入ってこれるスペースを作ってやった。猫はそこにやってきて、ゴロン、と横になる。どうしたんだ。撫でてほしいのか? 首筋を優しく撫で…