映画『バービー』レビュー──作品と“バーベンハイマー”対応に見る「創造主の地位の簒奪」

『レディ・バード』や『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』などで知られるグレタ・ガーヴィグ監督の最新作『バービー』が、8月11日(金)に公開される。シェイクスピア研究者でフェミニスト批評家の北村紗衣は、本作について「あまりにもリアルに現実を映し出していた」と語る。その真意とは。