数に取り憑かれた少年の本棚

うちの息子は小さい頃、高圧線の鉄塔やマンホールの蓋、溝、水路などが大好きで、人にはあんまり興味がなく、ちょっと心配もしました。幼稚園くらいになると数字や迷路に熱中しました。私は古本屋のまねごとをするくらい本好きですが、興味の対象は「物語」に偏っていて、子ども向けの科学読み物などにはうとかったのです…