「いつかの自分をみているよう」世界中の女性の共感をよぶナポリ発人気作『リラとわたし ナポリの物語1』とは?訳者あとがきを公開。|Hayakawa Books & Magazines(β)

訳者・飯田亮介氏によるあとがき  本書は、2011年に刊行されたイタリア人作家エレナ・フェッランテ(Elena Ferrante、1943年ナポリ生まれ)の長篇小説L’amica geniale第1巻の翻訳である。原題は「天才的な女友だち」を意味するが、邦訳では全体のタイトルを『ナポリの物語』とし、第1巻タイトルを『リラとわたし』とした…