【写真展】2024.2/3-3/17 眞岡綺音「陸の珊瑚」~第5回入江泰吉記念写真賞 受賞作品展 @奈良市写真美術館

抑制の効いた写真の流れ。登場人物それぞれの存在という「糸」を等しく、一定のペースで編みこんで、一枚の「布」へと成らしめるがごとき作品である。23歳の作者が16歳の頃から撮り続けてきた「家族」は、文体によって貫かれていた。