『レンファント』田村広済(著)の感想【生まれた子が重い皮膚病だったら】(文學界新人賞受賞)

子どもを可愛がれない 育児休暇を取った男性が、子の重い皮膚病と、妻との関係に悩みます。 妻は、子どもを可愛がっていました。 しかし、子が皮膚病とわかり、強い薬を塗っても治らない現状を見て、可愛がらなくなりました。妻の言葉です。 あんなに苦しんだのに。あんなに痛かったのに。それでこれかよ。こんなぼろぼろ…