『二人組み』鴻池留衣(著)の感想【教えを口実に胸を揉む】(新潮新人賞受賞)

教えを口実に胸を揉む 主人公は中学3年生で秀才です。 ただ授業態度が悪いので、テストの点数は良くても、通知表は2や3ばかりです。 ある日、主人公は、身体測定で廊下に並ぶ女子生徒たちの前を通ります。 下着を取っているため、胸の形をジャージで隠す生徒たちの中、一人だけ隠していない生徒(=坂本ちゃん)を見つけま…