いっちの1000字読書感想文
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『中国行きのスロウ・ボート』村上春樹(著)の感想【死が中国人を思い出させる】
死が中国人を思い出させる 冒頭は、 最初の中国人に出会ったのはいつのことだったろう? で始まり、それを調べるため、主人公は図書館へ出かけます。 しかし主人公は、 僕が最初の中国人に出会った正確な日付になんて誰が興味を持つ? と、思い直し、調べることをやめます。 主人公が思い出せる小学校時代の出来事は、 中…