『Schoolgirl』九段理江(著)の感想【痛々しいが憎めない登場人物】(芥川賞候補)

痛々しいが憎めない登場人物 主人公は、娘のために存在すると言っても過言ではない母親です。 今、私には娘だけがいる。まずやるべきこと。娘のために朝食を用意する。(中略)娘を産んでから、娘の朝食の用意を忘れたことはいちどもない、いちども。 主人公の娘は14歳の中学生。YouTubeチャンネルを運営しています。 先進…