『皆のあらばしり』乗代雄介(著)の感想【おめでたい語り手】(芥川賞候補)

おめでたい語り手 主人公は、歴史研究部に所属する高校2年生です。 主人公が一人で課外研究をしていると、大阪弁で話す中年の男と出会います。 大阪弁の男は胡散臭そうなのですが、歴史に詳しく、博識です。 男は、まだ世に出ていない幻の書物を探していました。 その書物の名前が、「皆のあらばしり」です。 世に出ていな…