いっちの1000字読書感想文
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『ほんのこども』町屋良平(著)の感想【誰の何のための小説か】(野間文芸新人賞候補)
誰の何のための小説か 私小説に近いフィクションとして読みました。 物語をたどるよりも、小説とは何かを考える読書体験でした。 メインの登場人物は、以下のとおり。 私(著者:町屋良平) あべくん(小学校時代の同級生) 町屋さんは、19歳のときにあべくんと再会します。 その後、あべくんから断続的にメールが届きます…