【書評】梶よう子 著 『ヨイ豊(とよ)』 第154回直木賞候補作品!

著者:梶よう子『ヨイ豊』出版:講談社 レビュー・あらすじ・感想幕末の動乱の中、三代歌川豊国の娘婿清太郎が、その大名跡と歌川一門の浮世絵師としての矜持を守るために、時代の趨勢、世間の流行のうつろいに立ち向かう様を描いた、歴史群像作品。類い稀なる描写力と絶大な人気を誇った三代歌川豊国が亡くなった。誰が四代目を襲名…