追憶も、忘却も、ただ追憶として、ただ忘却として、二度と繋がらない回路として

先週末に、友だちと遊んだ。夜遅くまで話が盛り上がったので、解散する頃には、駅からわたしの家までのバスが終わってしまっていた。楽しい時間の余韻に浸りつつ夜道を歩いていると、ああ、去年死んでしまった友だちとはもう二度とこういう風に遊べないのだなと不意に実感して、数カ月ぶりに涙が溢れて止まらなくなった。 …