着道楽日記:2023春振り返り記録、2024春予定

// かつて太宰治は随筆に、「死のうと思っていた。ことしの正月、よそから着物を一反もらった。お年玉としてである。着物の布地は麻であった。鼠色のこまかい縞目しまめが織りこめられていた。これは夏に着る着物であろう。夏まで生きていようと思った」と書いた。わたしは着道楽なので、来季どの服でやっていくかを考える…