碑の記憶 | 地域存続へ重い戒め (宮古市重茂・姉吉集落)

 1896(明治29)年の明治三陸大津波や1933(昭和8)年の昭和三陸大津波の事実や教訓を刻んだ県内の石碑は200基を超え、今も東日本大震災の教訓を伝える碑が建てられている。さらに、津波に耐えて残った「震災遺構」の保存活用も進む。南海トラフ巨大地震や首都直下地震が懸念される中、先人が碑や遺構に込…