官僚時代には、私も月300時間超の残業を... 霞が関に「前向き」な役所を作る、副大臣の「野望」

菅内閣が重点政策のひとつとして掲げる「デジタル庁」の設置に携わる内閣府の藤井比早之(ふじい・ひさゆき)副大臣は、自治省(現・総務省)の出身だ。20代で退職する官僚が急増していることを背景に、「デジタル庁はそういうふうにはしないという野望」を持って準備を進める。藤井氏は、菅義偉首相と比較的近い議員とし…