汚染されたネット広告、大企業も関与 「バレなければ問題ない」2兆円市場の影

「飲むだけで痩せる」「毛穴の汚れがごっそり」「シミの漂白剤と話題」――市場拡大が続くネット広告で、誇大・虚偽表示が後を絶たない。自浄作用が働かず、国が対応に乗り出すほど深刻な事態となっている。関係者に取材を進めると、業界のゆがんだ構造が見えてきた。1万件以上も苦情電通の発表によれば、2020年のネット広告…