特別攻撃機「桜花」:時事ドットコム

 1944(昭和19)年6月のマリアナ海戦で惨敗したことを受け、航空技術廠(海軍の航空機に関する技術開発を担当する部門)が開発した自爆攻撃機。重さ1200キロの徹甲弾を機首に埋め込み、敵機が追いつくことのできない高速で飛行し、搭乗員を乗せたまま敵艦に体当たりするという単純な戦術を構想していた。高速…