コロナ後の夜の街のために スナックという可能性:時事ドットコム

 「夜熟睡しない人間は多かれ少なかれ罪を犯している。彼らはなにをするのか。夜を現存させているのだ」と言ったのはフランスの或(あ)る思想家だが、この文学的な一節はコロナ下では、これまでとは全く違った印象を残すものとなってしまった。言うまでもなく、われわれは未(いま)だ夜も更けきらぬ20時以降、家の外…