山本ジャーニーの国家権力と10周年への冒険-前編-

朝、8時半、ドアの前に立つ3人の男たちを見て、はじめは詐欺か強盗かと思った。そういうニュースがちょうど世間を騒がせていた。ただ、詐欺であれ強盗であれ、この部屋に彼らが望むものはない。何故なら、本当に何もないからだ。くたびれた42歳が、辛気臭く暮らす、辛気臭い部屋だ。そもそも、彼らはどのようにして私の部…