深固院跡(しんこ団子発祥の地)

開山は薩摩禅宗の開祖石屋真梁和尚です。石屋は元中3年(1368年)現在寺屋敷と呼ばれている深固岳の北麓に草庵を結び、深固院と名づけて布教を始めました。本尊は釈迦如来で、寺はその後なくなりましたが、貞亨3年(1686年)吉利領主21代清雄のとき再興し、釈迦如来のほかに平重盛の像を安置しました。現在は廃仏殻毀釈…