関吉の疎水溝

集成館事業の高炉や砲身に穴を開ける装置(鑚開台)に必要な動力(水力)を得るために築かれた水路の取水口跡です。 元々島津家別邸の生活用水として吉野大地を流れる棈木川(あべきがわ)の水を引いていました。そこから新たに水路を築き、約7kmに渡って導水して、集成館の水車に水を供給しました。 関吉には、棈木川か…