西郷従道

1843年(天保14)~1902年(明治35) 鹿児島市加治屋町の生まれ。父・吉兵衛の三男で、長兄隆盛とは16歳はなれている。幼名竜助、のち信吾と称し少年時代から伊地知正治に兵学を学んだ。 戊辰戦争の時、従道は鳥羽・伏見の戟で首に銃弾を受けて重傷を負ったが、英医ウィリスの治療を受けて回復、さらに東北へ転戦した。 …