法の支配と遵法責務 那須 耕介著

「法の支配」から「遵法責務」へ──。「法の正当化」や「個人・社会と法との関係」に関心をもちながら、遵法責務論をかたちづくろうとする。法の一般理論である法概念論との高い類縁性という特徴のもと、学位論文「法の支配を支えるもの」を中心に、著者自身の研究歴前期に書かれた論考群を1冊にまとめる。