森の奥へ
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夏のタイムマシーン (創作短編小説)
夏のタイムマシーン by 摩耶摩山猫 夏のある日、私は小さなカバンを一つ持って旅にでた。 ふらりと乗り込んだ電車は郊外の住宅地を抜け、いつの間にか海沿いを走っていた。 四人がけのボックス席は私と私のカバンが占領している。 カバンにはいつものコスメポーチと着替えが一組入っているだけだった。 必要なものがあれば…