幸せの定員 (創作小説)  ***+6***

幸せの定員(創作小説) ***+6*** 「キャンプは来週だけど、その間くらい自分で食事作れるよね、和くん?」 話題が変わった。佳恵は心に溜まっていたものをすべて和幸に吐き出して、すっきりしたようだ。「食事作るなんて全然大丈夫。心配しないでいいよ。僕の方こそ、その間キャンプ生活をエンジョイするんだから…