講談社文庫 毒婦。―木嶋佳苗100日裁判傍聴記
男達をセックスと嘘で騙し続け、練炭中毒で三人を殺したとして、二〇一二年死刑判決を受けた「平成の毒婦」木嶋佳苗。被告人席のナマ佳苗は、完璧な美肌と優しい美声で優雅なオーラを放った。高卒で上京、売春と結婚詐欺で得た金で「なりきりセレブ」を気取った魔性の女を、徹底的な女性目線で裸にする。