宝島社文庫 ふたりの余命―余命一年の君と余命二年の僕

椎也殿、其方の余命はあと二年でござる―ある日突然、侍姿の死神・ミナモトから余命宣告を受けた椎也。さらにミナモトは、余命一年という少女・楓を椎也に紹介する。楓は椎也に、ある事件の犯人を一緒に捜してほしいという。そこには、楓が残りわずかな命を懸けてでも守りたいものがあった。死神に定められた運命に抗いなが…