<失われた事件記録 最高裁への提言>(3)保存の選択、第三者の目を 草加事件弁護団長の清水洋さん 記録端緒に覆った非行事実

 成人の刑事裁判と異なり、家庭裁判所の少年審判は立ち直りを重視する少年法に基づき非公開だ。ただ、審判で決定した事実に疑いが生じることもある。少年審判で認められた