<随想>田村芽実 私のリップクリーム
誰にでも一長一短あるものだ。最近の己には一長というものはあまり多く感じられず、逆に一短の方ばかり目についてしまう。一長十短くらいの比率かもしれない。たとえば、朝なかなか起きられなかったり、料理に失敗したり。この程度だと可愛(かわい)いものかもしれないが、意外と流されやすいタイプかもしれないという…