『洪水はわが魂に及び』(大江 健三郎) 製品詳細 講談社
1973年に書き下ろし長篇小説として出版され、その年の野間文芸賞受賞作となった『洪水はわが魂に及び』。このとき作者・大江健三郎は三十八歳の若さだった。 当時、世界を覆う核兵器の恐怖や環境破壊の進行、連合赤軍事件に代表される過激な左翼思想の行き詰まり……といった、戦後の高度経済成長が陰りを見せるとともに…