詩仙堂    石川丈山が住んだ洛北の仙境

俗界から仙境に足を踏み入れる 洛北の一乗寺下り松という場所にある名勝詩仙堂は、石川丈山(じょうざん)が晩年の31年間を過ごした建物です。 丈山がこの場所を選んで造営、移住したのが江戸時代初期の1642年、59才のときです。 建物は一階は蜂要(ほうよう)といい、二階は吐月楼(とげつろう)と名づけられてい…