『暇と退屈の倫理学』書籍感想・書評・ブックレビュー

暇と退屈の倫理学(新潮文庫) はじめに 「この不可解な行動はいったいどこから出るんだろう。」 私は運動目的のウォーキングでは飽き足らず、コースを決めてわざわざ無味乾燥な道路を延々歩くことがあります。以前は低山とはいえ、山に一人で登りに行っていました。家でおとなしくしていれば良いものを、なぜわざわざ疲れ…