「迷惑かけたくない」葬儀せず火葬のみの「直葬」が急増 費用や手間…「家族が満足できれば」|京都新聞デジタル 京都・滋賀のニュースサイト

待ち合わせ場所に指定されたのは、京都府内のある火葬場の前だった。80代僧侶は、見知らぬ人の戒名を刻んだ白木の位(い)牌(はい)を持って向かった。到着すると、親族10人ほどがひつぎを囲んでいた。  「身内がちゃんといるのに、葬儀をせえへんのか」。驚いたが口にはしなかった。ひつぎの上に位牌を置いて5分…