ギャンブル依存症の神経メカニズム -前頭葉の一部の活動や結合の低下でリスクの取り方の柔軟性に障害-

高橋英彦 医学研究科准教授、鶴身孝介 同助教、藤本淳 同研究員(現 放射線医学総合研究所博士研究員)らの研究グループは状況に応じて最適なリスクの取り方を切り替える必要のあるギャンブル課題を考案し、患者のリスクへの態度に特徴が見られるかどうかを検討しました。実験の結果、患者は許容できるリスクの大きさを柔…