アフェクトゥス(情動)(西井 凉子・箭内 匡 編)| 京都大学学術出版会

我々は「すでに在る」のではない。人も動植物もモノ……も,影響・作用(アフェクト)され,影響・作用(アフェクト)することの中で,存在し続けることが出来るのだ――。作家が創作のモチーフをつかむ瞬間,密林の中で突然「視界が開けた」サル学者の経験,スーダンの半農半牧民が感受する「闇の時空」,植物と人とが形成す…